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奈良地裁の判決を受け、3月26日、弁護団による記者会見と説明会があり、引き続き今後の活動方針の相談も致しました。

地裁判決について原告と保護者からのコメントもあり、弁護団からは判決に対する評価が発表されました。

報告会にて

 これまでの御支援に対する感謝の思い。奈良県の違法性が認められた点については勇気を出して声をあげて良かったと思っております。

 平城がなぜ廃校の対象に選ばれたかは、まだ理解できないので説明を求めていきます。ぜひ生徒の気持ちになって考えて頂きたい。

 奈良県で教育を受ける子どもたちのためにもやり直しを求めて今後も引き続き活動を継続します。

 弁護団評価『条例の取消について』裁判所が門前払いをし、本件条例の違法性について判断しなかったことについて遺憾。判断理由についても不服があります。

 『損害賠償請求について』奈良県に損害賠償義務があることを認めた点は画期的であり評価できます。ただし判決では事前の情報提供がなかったことの違法性が認められたが、平城高校廃止判断の違法性、募集停止判断の違法性については認定されず不服が残っております。

今後の相談

大阪高裁への控訴上告について相談した結果、原告生徒と保護者の意志を尊重する事が確認され、上告を行うなら、みんなで力強く支援し続ける意見が大勢となりました。


報告

 原告全員の上告意志確認の上、大阪高裁への控訴手続を弁護団に進めていただくことになりました事を御報告します。

2020年3月1日に、第38回となる卒業式が無事に開催されました。

卒業された皆様、おめでとうございます。

保護者の方々、教職員の皆様、おめでとうございます。


在校生は、当日に体育館での参加はできませんでしたが、ビデオレターでの送辞、スライドショーと共に流された録音での合唱と、短期間での対応され、格別な雰囲気のものになったと感じました。


送辞・答辞でも引用された、テーマ標語の「いつも心に平城心を」が感慨深く、前向きな姿勢が印象的な卒業式でした。

平城高校の卒業生は、15,000人を超えました。


録音での合唱で、今年も、饗庭純さんの、 「ぬくもりの日々」(奈良県立平城高等学校 卒業式歌)も聞けました。


新聞記事紹介


11月5日の午後から、平常高校の40周年記念式典が行われました。

企画運営をされた皆様ありがとうございました。

40周年記念のクリアファイルと写真を紹介いたします。


『平城高校存続 奈良高校耐震化運動 合同報告会』開催のお知らせ

日程:2019年11月10日(日)

時刻:18:00開場 18:20開始

会場:奈良市西部公民館(学園前駅南口)

以上の日程で校友会活動報告会を開催致します。

内容

・活動報告

・協力者のお話

・全体での意見交換

・寄付金追加募集の御願い等

皆様の御参加、何卒宜しく御願い致します。


県議会

・奈高体育館耐震化、・奈良市の普通科定員枠確保、・平城存続、・関係者合意のもとでの高校再編、の4つの請願を提出。文教委員会、予算委員会、決算委員会等での高校再編案を巡る審議の資料提供。残念ながら請願は賛成少数で不採用でした。

裁判

平城高校の生徒募集の停止をやめてもらう(つまり募集の継続)執行停止申立が大阪高裁で決定されました。

残念ながら申立は棄却され、納得いく結論とはならず。(詳細は平城高校校友会ホームページを御覧下さい

よって最高裁(5人の裁判官による小法廷の模様)に抗告して判断を仰ぐことになりました。

弁護団は『最高裁に特別抗告及び抗告許可の申立てを行い、条例の効力の一時停止を求めると共に奈良地裁の訴訟において、さらなる主張・立証を尽くした上で、廃止条例の不合理性を明らかにしたく考えています。』と表明して下さっています。